cavedeu– Author –
-
Cave de Uの想い
星空の下で、ジムが教えてくれたこと
マールボロの朝は、静かです。 宿泊2日目の朝、私は早めに起きて散歩に出て、ゆっくりと歩きました。空気がひんやりと冷たく、ブドウの葉の先に水滴が光っていて、遠くの山の輪郭だけが薄い霞の中に浮かんでいます。 前の晩のことを、まだ考えていました。... -
産地・品種ガイド
夏に飲みたいNZワイン——冷やして楽しむ、爽快な一本の選び方
じりじりと照りつける太陽、長い夕暮れ、テラスを渡る風——夏は、冷えたグラスにワインを注ぐ瞬間がいつよりも嬉しくなる季節です。 私が夏にとくにおすすめしたいのが、ニュージーランドのワインです。南半球の冷涼な気候で育ったブドウは、フレッシュな酸... -
産地・品種ガイド
ネルソンのワインとは?ニュージーランドが誇る繊細なシャルドネの産地
ニュージーランド南島の北端近くに、知る人ぞ知る産地があります。 マールボロの名前はワイン好きなら知っている方も多いと思いますが、同じ南島でも山を一つ越えた先にあるネルソンは、まだあまり知られていません。しかし「ニュージーランドで最も日照時... -
産地・品種ガイド
ワインの保存方法——開封後・未開封別の完全ガイド
「せっかく開けたのに、翌日には味が落ちていた」——そんな経験はないでしょうか。 ワインは、保存方法を少し気をつけるだけで、同じ一本がまるで違う飲み物になります。温度、光、振動、そして空気。この4つが、ワインの大敵です。特別な設備は必要ありま... -
Cave de Uの想い
ずっと来たかった場所——ホークスベイ、クラギーレンジへの初訪問
ホークスベイを訪れるたびに、いつか必ず行きたいと思っていた場所がありました。 テ・マタ・ピークの麓、なだらかな丘の上に広がるクラギーレンジ。その名前はずっと頭の中にあったのですが、タイミングが合わずに先延ばしになっていました。ようやく訪れ... -
産地・品種ガイド
梅雨の夜に飲みたいNZワイン——雨音と一緒に楽しむ、品種別おすすめガイド
しとしとと降り続く雨。部屋の中に緑の匂いがかすかに漂い、窓の外から雨音が聞こえてくる。そんな梅雨の夜に、ふと「何か飲みたいな」という気持ちになることはありませんか。 私はこの季節が、実はとてもワインを楽しみやすい時期だと思っています。外に... -
Cave de Uの想い
9年間ありがとう、これからも——感性を開くワイン会、10年目の始まり
先日、「感性を開くワイン会」を開催いたしました。 5種類のニュージーランドワインと、それぞれに合わせた手作りの料理を楽しんでいただく——そんなシンプルなコンセプトのこの会が、今回また新しい節目を迎えました。ご参加いただいた皆さまへの感謝の気... -
Cave de Uの想い
熟成という愛——ヴィレッジセラーズのオープンセラーで聞いた、ワインと時間の話
年に一度、この日が来るのをいつも楽しみにしています。 富山県氷見市。新高岡駅からヴィレッジセラーズの本社へと向かう送迎バスの中、「今年はどんなワインと出会えるだろう」という気持ちが、胸の中でじんわりと膨らんでいきます。 年に一度のオープン... -
Cave de Uの想い
バックヴィンテージのすすめ——私のセラーから、あなたの食卓へ
グラスに注いだ瞬間、深みのある赤い輝きが目に飛び込んできました。一口含むと、熟成した果実のやわらかな甘みとともに、長い時間が育てた複雑な香りが口いっぱいに広がります——これが、バックヴィンテージの醍醐味です。 バックヴィンテージとは バック... -
Cave de Uの想い
ボールド・ヒルズ——バノックバーンの丘に佇む、知る人ぞ知るセントラルオタゴの実力派
9年前、初めてそのワインを口にした瞬間のことを、今でも鮮明に覚えています。 「なんてポテンシャルの高いワインだろう」 ボールド・ヒルズ。セントラルオタゴ、バノックバーンの丘に佇む、11ヘクタールの小さなブティックワイナリー。セントラルオタゴの...
